大阪総合デザイン専門学校コミックアート学科の卒業制作展は本年は大阪梅田の商業施設「HEP FIVE」の8階「HEP HALL」にて開催されます。
 一般的には学んだ期間の集大成といわれる卒業制作ですが、OSCDコミックアート学科の学生にとっては、この展示が終わりではなく、あくまで一つの通過点という位置づけで、卒業後からイラストレーターの本格的な活動が始まるという考え方に基づいています。
 プロになれば失敗は許されないからこそ、そこで成功するための挑戦はたとえ結果が失敗に終わることがあっても、それが堂々とできるのは学生の特権であり、卒業制作を「有意義な挑戦」とすべく、持てる力を尽くし、思い切った表現の機会としてほしいと考えています。
 この10年ほどを見ても、コミックアート学科に入学してくる高校生等の皆さんの画力水準は年々上がっていることを実感していますが、一方では「技術的に絵が上手い」だけでは卒業後の熾烈な競争の世界では生き残れない可能性を意味しているようにも感じます。
 伝えたいメッセージやコンセプトなどが絵を見る人にしっかり伝わることを意識しているか、作品からその作家ならではの独自性のある魅力を感じ取れるか、そして見る人に作品をしっかり説明できるかなど、技術水準が高いのは前提として、「上手い作家」から「強い作家」になれるようコミックアート学科の学生は日々研鑽を積んでいます。
 今回の卒業作品展では、2年生は卒業制作作品を単純に展示するだけではなく、与えられたスペースで見る人に自分の絵の世界をもっと楽しんでもらうための空間演出を施しています。また1年生は課題作品から選抜して展示されます。このほかにもイラストグッズコーナーやイラストメイキングライブなどのイベントもご用意しています。ぜひHEPファイブにお越しの際は8FHEPHALLにお立ち寄りください。

© 2020  OSAKA SOGO COLLEGE of DESIGN  ALLRIGHITS  RESERVED